モジュール2

Amazon EC2 の基本的な利点を説明する

オンプレミスよりも優れている点
- 高い柔軟性
- 高いコスト効率
- 迅速
マルチテナンシー
- 基盤となるハードウェアを仮想マシンで共有する
垂直スケーリング
- インスタンスのメモリ、CPUを増強できる
Compute as a service(CaaS)
- 利用者はサーバを手軽に取得できる

Amazon EC2 インスタンスタイプ

ワークロード・・・仕事量や作業負荷

汎用インスタンス
- コンピューティング、メモリ、ネットワークのリソースをバランスよく提供します。
  - アプリケーションサーバー
  - ゲームサーバー
  - エンタープライズアプリケーションのバックエンドサーバー
  - 小規模および中規模のデータベース
コンピューティング最適化インスタンス
- 高パフォーマンスプロセッサの恩恵を受けることができるアプリケーションに最適です。
  - 汎用インスタンスと同様のワークロードに使用可能
  - 高性能のウェブサーバー、計算負荷の高いアプリケーションサーバー、専用のゲームサーバーに最適です。
  - 1つのグループで多くのトランザクションを処理する必要があるバッチ処理ワークロードに使用可
メモリ最適化インスタンス
- アプリケーションを実行する前に大量のデータをメモリに読み込む必要があるワークロードに最適。
  - 高パフォーマンスのデータベースや、大量な非構造化データをリアルタイムで処理するワークロードなどがある
高速コンピューティングインスタンス
- ハードウェアアクセラレーターやコプロセッサーを使用して、一部の機能を CPU で実行中のソフトウェアよりも効率的に実行します。
  - グラフィックアプリケーション
  - ゲームストリーミング
  - アプリケーションストリーミング
ストレージ最適化インスタンス
- ローカルストレージの大規模なデータセットに対する高速シーケンシャル読み取りおよび、書き込みのアクセスを必要とするワークロード用に設計されています。
  - 分散ファイルシステム
  - データウェアハウジングアプリケーション
  - 高頻度のオンライントランザクション処理 (OLTP) システム

Amazon EC2 の料金

オンデマンドインスタンス
- 中断できない不規則で短期的なワークロードに最適です。
- ワークロードを 1 年以上実行し続ける場合、リザーブドインスタンスを使用することで大幅にコストを削減できる
Amazon EC2 Savings Plans
- 一定のコンピューティング使用量を 1 年または 3 年の期間で契約することにより、オンデマンドの料金に比べて料金を最大 72% 節約できます。
リザーブドインスタンス
- オンデマンドインスタンスの利用に適用される割引です。
  - スタンダードリザーブドインスタンスとコンバーティブルリザーブドインスタンスは 1 年または 3 年（大幅なコストダウンが見込める）の契約で購入可能
  - スケジュールされたリザーブドインスタンスは 1 年契約で購入可能
- ただし、以下のいずれかを行うまでは、オンデマンドの料金が課金されます。
  - インスタンスを削除する。
  - インスタンスの属性 (インスタンスタイプ、リージョン、テナンシー、プラットフォーム) に合った新しいリザーブドインスタンスを購入する。
スポットインスタンス
- 開始時刻と終了時刻が定まっていないワークロードや、中断可能なワークロードに最適です。
- オンデマンドの料金と比較してコストを最大 90% 削減できる。
Dedicated Hosts
- お客様専用の、Amazon EC2 インスタンスキャパシティーを備えた物理サーバーです。
- 最も高価なオプションです。

Amazon EC2 Auto Scaling

パート1

ROI・・・「Return On Investment」の略称です。日本語では「投資収益率」や「投資利益率」とも呼ばれ、その投資でどれだけ利益を上げたのかを知ることのできる指標のことを指します。このROIの数値が高ければ高いほど、うまく投資ができているといえます。
「あらゆるものはいつ故障してもおかしくない、故障することを前提に設計すれば故障しない」Warner Vogles
AWSに単一障害点はなし
スケーラビリティ
- 変化する需要に応じて自動的にスケールアウトまたはスケールインするアーキテクチャを設計できます。(Amazon EC2 Auto Scaling)
- Amazon EC2 Auto Scaling スケーリング方法(併用可能)
  - 動的スケーリングは変化する需要に対応
  - 予測スケーリングは、予測された需要に基づいて、適切な数の EC2 インスタンスを自動的に用意

パート2

スケールアウト・・・タスクを増やす
スケールアップ・・・タスクの能力アップ
プロビジョニング・・・必要に応じてネットワークやコンピュータの設備などのリソースを提供できるよう予測し、準備しておくことです。

Elastic Load Balancing の利点を説明する

高可用性
疎結合アーキテクチャ

メッセージングとキューイング

ペイロード・・・メッセージ内に含まれるデータ

密結合アーキテクチャ
- コンポーネント同士が密結合になったアプリケーション。これらのコンポーネントには、データベース、サーバー、ユーザーインターフェイス、ビジネスロジックなどがあります。
- 別名、モノリシックアプリケーション
疎結合アーキテクチャ
- 単一障害はカスケード障害を起こさない
Amazon Simple Notification Service (Amazon SNS)
- Pub/Sub サービス
- サブスクライバーはウェブサーバー、E メールアドレス、AWS Lambda

APP1 -> メッセージキュー(SQS、SNS) -> APP2

その他のコンピューティングサービス

サーバレス
- AWS Lambda
コンテナ(EC2 or AWS Fargate)
- Amazon Elastic Container Service (Amazon ECS)
- Amazon Elastic Kubernetes Service (Amazon EKS)