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AI に技術要件を伝えるときの3要素 — スコープ・ロジック・データソース

まとめ AI への技術指示が誤解されるのは「出力例」だけ提示しているケースが多い 出力例に加えて スコープ(実行範囲) ロジック(生成ルール) データソース(入力源) を併記すると一発で伝わる 出力例単独だと AI 側が前提を勝手に補完してしまい、間違った方向に作り込みが走る きっかけ AI コーディングエージェントに「フェールオーバー検証スクリプトの出力で 1a → ...

HTTPSでドメインを公開すると即座にボットに発見される仕組みと対策

参考: HTTPS公開サイトへの即座の攻撃について まとめ HTTPS証明書を発行すると CT Log(証明書透明性ログ) に即座に記録され、誰でも検索できる 攻撃者はcertstreamでCT Logをリアルタイム監視しており、証明書発行から数分以内にスキャンが来る 開発・ステージング環境はBasic認証+IP制限で守る。本番はWAF サブドメイン名を隠すにはワイル...

AWS SES サプレッションリストによるメール未着を調査・解消した

まとめ SES のサプレッションリストはリージョンごとに独立している。正しいリージョンを確認すること Hard Bounce が発生すると SES がアドレスを自動的にサプレッションリストに登録し、以降の送信がすべてブロックされる サプレッションリストから削除してもブロックされたメールは再送されない。手動で再送が必要 現象 あるユーザーへの招待メールをはじめ、OTP...

マネーフォワードGitHub流出事件を読み解く — なぜ起きたのか、どう防ぐか

参考: マネーフォワードのGitHub不正アクセス事件をエンジニア視点で読み解く まとめ ソースコードへの認証情報ハードコードと本番データのテスト流用は「当時は正解だった判断」が組織の成長とともにアップデートされなかった結果 削除済みファイルも git log -p で復元できる。リポジトリをクローンされると歴史ごと盗まれる セキュリティ問題は「人の意識」ではなく「機械的...

anyenv から mise への移行ガイド — 仕組みの違いから移行手順まで

はじめに anyenv はシェル初期化に依存したシム方式でランタイムを管理する。この設計が bubblewrap sandbox のようなシェル初期化を行わない環境と相性が悪く、node や npm が見つからずに大量の回避策が走る問題に直面した。 根本解決として mise への移行を検討した際に生じた疑問と、移行手順をまとめる。 anyenv と mise それぞれの仕組み a...

GitHub の親issue + sub-issue ハブ運用を AI 実装前提で言語化する

GitHub で「親 issue を議論ハブにして、確定した作業単位を sub-issue として 1 issue = 1 PR の粒度で切り出す」運用を感覚的にやっていたが、AI に sub-issue を実装させるようになって複数の事故が起きた。 人間だけで回していた頃は「親 issue を見れば文脈が分かる」「ラベルで状態を表せばいい」程度の暗黙ルールで動いていた。AI に sub-...

誤って commit した重いファイルを git 履歴から除去してリポジトリを軽量化する

状況 ビルド成果物(数 MB の Go バイナリ)を誤って commit して push してしまった。.gitignore で追跡解除しても 履歴には残り続ける ためリポジトリサイズが膨らむ。 クリーンに除去するには履歴の書き換えが必要で、これは破壊的操作なので force-push と各クライアントの再 clone(または reset)が伴う。 主な選択肢 1. git filt...

Floci — LocalStackの代替として登場したAWSエミュレータ

参考: Floci の最初の1ヶ月:41サービスへ拡大した AWS エミュレータ LocalStack を CI で使っていると、Pro 機能の認証や有償ライセンスに引っかかる場面がある。代替を探していて Floci にたどり着いたので、概念だけメモしておく。手順ではなく「何のためのツールなのか」を腹落ちさせるのが目的。 Floci とは AWS サービスをローカルでエミュレー...

S3 暗号化が SSE-S3 のみで SSE-KMS 未使用だと、何が『できていない』のか

まとめ SSE-S3 のみの運用は「暗号化されている」が「鍵管理は統制されていない」状態 SSE-S3 が守るのは物理層レベルの脅威のみ。運用面の漏洩には寄与しない SSE-KMS 未使用 = 鍵レベル多重防御・鍵利用ログ・顧客主導キーローテーション・クロスアカウント鍵制御・コンプライアンス対応がすべて欠落 前提:S3 の at-rest 暗号化方式 ...

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