課題

レビュー期間が長い。3次レビューまで行うが、2:2:1の割合で時間がかかる。 (単純に1次に2日かかる計算だと、全てのレビューが完了するまで、5日掛かる。)

確認

1次レビューワー、2次レビューワーは確認レベル(or範囲)は同等になるのか? もし同じスコープの認識でしたら担当範囲は分けた方が良さそう。

提案

フェーズ毎に範囲を切り分ける

  • 1次では文法的な誤り、処理改善の指摘を主とする。
  • 2次では仕様に沿った実装されているかの指摘を主とする。(文法もほどほどみる)

※例外的に過去に実装した方を1次レビュワーに設定する場合は、仕様に問題がないかも確認する必要もありそう。

意見

  • レビュー期間が長くなるようなPRの場合はレビュー会(※1)開くなりして対応するとかでも良さそう。
  • 1次で仕様に沿った実装になっているかは最低限確認しないと、仕様に沿っていないコードの文法を指摘してもあまり意味がなさそう。
  • 1次、2次で同レベルのレビューをするのであれば、1次レビューのコメント数 >> 2次レビューのコメント数としたい。
  • レビュースキル・マインド向上の取り組みをしたい。
  • レビュー時間は短縮できませんが、レビュー最優先にすることでレビュー期間を短縮(※2)することができそう。

補足

(※1)・・・仕様の把握のみに30分以上かかることが予想されるような機能(単純に開発規模が大きい、新規機能や周辺機能までの把握が必要な場合、難解なビジネスロジックがある場合など)の場合、仕様や実装の意図などを確認する場を設定する

メリット

  • レビュワー
    • 品質を落とさず、工数削減できる可能性がある
  • レビュイー
    • 学びの場になる
    • レビュー期間が長い場合、branchや頭の切り替えをしてやり取りをしないといけなくなるため、その分の無駄な工数が削減できる

(※2)・・・https://x.com/koh110/status/1731625310641344839?s=46&t=sdPeIXd9qvNy2X7_NGZPEA

今までの開発チームの中で一番生産性があがったルール「PRのレビューは割り込みであってもすべてのタスクより優先でやる」ってやつだった。 最初は自分のタスク中断されて「うっ……」てなってたけど、他人のタスクを止めないし、結果的に自分の時も待ち時間が発生せず、チーム全体の空気もよくなった