AWS Interconnect - multicloud、OCIとの接続が正式に一般提供開始
2026年7月29日、AWSは「AWS Interconnect - multicloud」のOracle Cloud Infrastructure(OCI)向け一般提供(GA)を発表した。Google Cloudとの接続に続き、OCIでも正式に利用可能となった。これにより、AWSとOCI間でプライベートな高速接続を、従来のDIY方式に頼らず迅速に構築できるようになった。 これまでマルチクラウド間の接続は、物理回線の調達、ルーター設定、BGPピアリング、冗長設計などを顧客側で一手に担う必要があった。結果として、構築に数週間〜数ヶ月を要し、運用負荷も高かった。AWS Interconnect - multicloudは、こうした複雑さを大幅に解消する。AWSコンソール、CLI、APIから数ステップで、帯域と接続先リージョンを指定するだけで、レジリエントなLayer 3プライベート接続がプロビジョニングされる。物理インフラや仮想ルーターの管理はAWSとOCI側が担い、顧客はエンドポイントをTransit GatewayやCloud WANに紐付けるだけで利用を開始できる。 現時点でOCI接続はus-east-1(バージニア北部)で利用可能。接続には組み込みの4-way冗長性と物理リンク上のMACsec暗号化が標準で含まれ、可用性・セキュリティ面でも従来の自前構築を上回る設計となっている。 導入コストと得られる効用を冷静に見ると、接続自体は帯域と地理的スコープ(Tier)に応じた時間課金で、1リージョンあたり500MbpsのFree Tier(AWS側無料)が用意されている。初期の検証や小規模なデータ連携であれば、ほぼ追加コストなしで始められる点が大きい。一方で、本格運用時には帯域に比例した月額費用が発生するため、トラフィック量と可用性要件を事前に見積もる必要がある。効用として際立つのは、構築・運用工数の大幅削減と、予測可能な低レイテンシ・高信頼性の接続が得られる点だ。マルチクラウド戦略を進める企業にとって、ネットワークチームの負荷を下げつつ、ワークロード間のデータ連携や災害対策を現実的な選択肢にできるのは大きなメリットである。 Azure対応は2026年後半に予定されており、主要3大クラウド間のプライベート接続基盤がさらに整う見込みだ。マルチクラウドを「やむを得ず」から「戦略的に」活用する段階に入った今、このサービスは検討に値する選択肢の一つと言える。 参考
https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/07/aws-announces-AWS-interconnect-multicloud-OCI-GA/ https://docs.aws.amazon.com/interconnect/latest/userguide/what-is-interconnect.html https://aws.amazon.com/interconnect/multicloud/ https://docs.aws.amazon.com/interconnect/latest/userguide/interconnect-pricing.html https://aws.amazon.com/blogs/networking-and-content-delivery/selecting-the-right-aws-private-connectivity-options-a-decision-framework/ 85 sources —
※本記事は Grok の応答をそのまま掲載しています。事実確認を行っていないので、参照する場合は原典 (末尾の「参考」節) を確認してください。